青森県むつ市の県立高校2校が統合し、2027年度に設置される学校の名前の案が開設準備委員会で示されました。今後、県民に意見を求めるということです。
県立高校の再編計画に伴い、大湊高校とむつ工業高校の統合について協議する開設準備委員会が開かれ、17日は各委員から統合校の校名の案が示されました。
両校の伝統や歴史を継承するため「むつ」や「大湊」を残した名前ほか、「下北」を取り入れた名前など10の案が示されました。
県教育委員会は、この案をホームページなどに掲載し、県民に意見を求めることにしています。
また、統合校に入学する可能性が高い下北管内の中学校の生徒への周知にも努めるとしました。
下北地区統合校 開設準備委員会 山本隆悦 委員長
「むつ工も大湊も、学校名を残してもらいたいという思いが圧倒的に多いと思います。どういう形で両方兼ねられるかは、これから委員で、検討していかなければならない」
委員会では次回、県民の意見をもとに10ある校名案を半分以下に絞り込む方針です。