記録的な暑さとなった青森県内、青森市の最高気温は7月の観測史上最高の36℃を観測しました。この暑さで県内では、これまでに熱中症とその疑いで16人が病院に運ばれています。
高気圧に覆われて気温がぐんぐんと上がった県内。
最高気温は、青森で7月の観測史上最高の36℃を観測しました。
親子とのやりとり
Q.7月では一番暑いそうですが…?
「本当ですか?どうりでこの汗…。何度くらいまでいったんですか?」
36℃です!
「え!?聞かなきゃよかった」
散歩する人は
「36℃!?36℃ですか?びっくりしました。水分をとらせて犬も熱中症にならないように気を付けています」
この暑さをしのぐため、青森市の合浦公園には、多くの人が海遊びに訪れていました。
各地の最高気温は弘前が35.9℃、五所川原が35.2℃で「猛暑日」となったほか、三戸が34.5℃などと17地点が「真夏日」となりました。
日陰で涼む人は
「家にいて暑くて暑くて…。浜は風があると思ってきたけれども、ここも暑い。(暑さは)今年一番だ。風がないもの」
こうした中、開幕まで3週間を切った青森ねぶた祭に向けて、青森市では桟敷席の設置が16日から行われています。
市川麻耶 キャスター
「立っているだけで汗がふき出るような暑さのなか、青森のじゃわめぐ夏祭りに向けて桟敷席の設置がはじまりました」
うだるような暑さとなった17日は、内蔵したファンで換気ができる服を身に着け、30分~1時間に1回は休憩しながら作業にあたっていました。
強い日差しが照りつけた昼前は、暑さ指数も上がっていきます。
丸美佐藤組 木谷裕二さん
「『危険』になれば1回休憩しながら作業するようにしています。これから1回休憩とらせて落ち着いてから、また作業しようかなと思います」
この暑さにより、青森テレビの調べでは、県内は17日午後4時30分時点で熱中症とその疑いで16人が病院に運ばれています。いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
県内は、向こう一週間、青森や八戸では最高気温が30℃を超す日が続く見込みで、熱中症対策が必要となります。