◆大学生(21歳)投票に行かない予定
「アルバイトをしていて『103万の壁が引き上げになる』みたいな話はいろいろ聞いてはいたんですけど、政党とかをあまり気にしてこなかった人間なので、『(選挙や政治に)興味はあるか』と言われたら、無い」
◆大学生(21歳)投票に行く予定
「20日が投票日なので自分は投票しに行くんですけど、『どういう人が立候補しているか』とかは、ちょっとだけ調べたことはあります」
Q.なぜ選挙に行く?
「選挙権を持ってから、全部行こうかなと思っているので」
「投票に行く予定」という声もあった一方、「住民票を移していない」「政治・政策についてよくわからない」「興味がない」などという理由で「投票に行かない予定だ」という声も聞かれました。
こうした若者の状況を“若者の手で”変えようと活動する、学生たちの団体があります。それが「Our Vote,Our Voice!」です。
2015年に結成され、若い人たちに政治や選挙への関心をもってもらおうと、高知県選挙管理委員会と協力して楽しく政治や選挙について学べるイベントなどを企画しています。現在は、高知大学の1・2年生11人と、大学院生1人、あわせて12人が所属しています。

◆大学1年 眞鍋花梨 さん
「政治に興味を持ったのは『Our Vote,Our Voice!』に入ってから。『若者の投票率は高くない』というイメージが強いので、自分からも発信して高めていけたらなと思います」
◆大学2年 高野翔 さん
「若いうちから政治に関心を持つことも、そんなに珍しいことでもない。大事なことなので、僕たちの行動を知ってもらう中で、新しく政治に関心を持ってもらったり、自己主張してもらったりする人が増えればと思います」
◆大学2年 高月凱士 さん
「日本では少子高齢化が進んでいて、若い人の力が数が少ないからこそ、重要になってくるのかなと思います」