スーパーのツルヤが販売したカジキの加工食品を食べた5人が、体調不良を訴え、会社が商品の自主回収と返金を行っています。

ツルヤのHPより


対象の商品は神奈川県の業者が製造し、ツルヤが仕入れて販売したかじきの粕漬けや西京漬け、味噌漬、塩麹漬の4つの商品、合わせて1962パックです。

今月11日と12日に、長野県と群馬県にある41店舗すべてで販売されたもので、これまでに、あわせて5人から動悸や舌のしびれなどの訴えが寄せられました。

カジキは不適切な温度管理などによりアレルギー症状に似たヒスタミンによる食中毒を起こすことがあります。


連絡を受けた保健所が、製造した業者を含む流通の過程やヒスタミンによるものかどうかも含めて体調不良の原因を調べています。

気温や湿度が高い状況が続いていることから、県はきょうから3日間、今年度初めてとなる食中毒注意報を出しました。