「農作物被害はどこまで広がっているのか?」

今回新たに発見された久米島町・座間味村を含めて、これまでに県内でトラップにかかっているセグロウリミバエが確認されたのは沖縄41市町村のうち、22市町村です。

このうち20の市町村では果実に幼虫が寄生した「寄生果」が確認されています。

県は「寄生果」について赤くなったゴーヤーや傷がついた果実から発見されているとして、不要になった果実を放置せず、土に埋める、またはビニールで縛るなどの対策を行うよう求めています。

また、家庭菜園では農薬をまかないことも多いため、被害を食い止めるために家庭菜園でのウリ科の栽培を控えて欲しいとして農家だけではなく県民全体での協力を呼びかけています。