小泉防衛大臣が就任後、初めて沖縄を訪れ、宮古島市長との面談や、自衛隊の視察を行いました。

「南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題」とする小泉大臣は22日、宮古島市の嘉数市長と面談しました。

▽小泉防衛大臣
「本年3月には、有事に際して相手の電波利用を無力化することを任務とする、電子戦部隊が宮古島駐屯地に配備されました」「地元のみなさま方の理解、ご協力が不可欠だと考えています」

小泉大臣は「安全保障環境は戦後最も厳しいものとなっている」として、「日米同盟の抑止力を向上させる取り組みを進めることが重要」だと強調しました。

面談では日米共同訓練についての必要性についても言及があったということですが、嘉数市長は「自衛隊に理解を示す人も、アメリカ軍には様々な思いがあることを 受け止め対応しなければいけない」と述べたということです。

小泉大臣はこのあと宮古島分屯基地を視察し。23日には石垣駐屯地と与那国駐屯地を訪れる予定です。