ウリ科の植物などに寄生し果実を食い荒らすセグロウリミバエが沖縄本島南部の離島で初めて確認されました。

セグロウリミバエは、ゴーヤーやスイカなどのウリ科の植物に寄生し実を食い荒らす害虫で、沖縄本島北部で去年3月に初めて確認されて以降、県内各地に被害が広がっています。

こうしたなか、今月3日に久米島町と座間味村でトラップにかかった状態のセグロウリミバエが発見されました。

その後、久米島の家庭菜園で栽培されたキュウリとゴーヤーが、幼虫が寄生した「寄生果」であることが確認されています。

県は今後、離島でも不妊虫を放出するなどの対応を検討しています。