■バンクシーは5~6人 ウクライナで目撃証言

そして今回ウクライナではバンクシーの目撃情報が多数寄せられているんです。毛利教授によると、この10年、バンクシーはあまり目撃されていないそうです。今回は目撃情報があります。どんな姿だったんでしょうか?
まず10月30日、5~6人で行動しているところを見たという人がいたようです。
そのうちの1人があごひげを蓄えた45歳~50歳の男性、この人物がバンクシーではないかということ。
さらに、お手伝いのような方が何人かいて、中には女性の通訳さんもいたそうです。救急車のような車で移動していたということです。
バンクシーに詳しい 東京藝術大学大学院 毛利嘉孝 教授によると
「バンクシーは1人だが、必ずアシスタントや見張り役などが同行する。今回もウクライナをよく知る現地の人がサポートしたのでは」
では、どんなふうに絵を書いていたんでしょうか、その目撃情報もあります。バンクシーのチームは型紙とスプレーを手にしていたそうです。この型紙の上に、スプレーをしますと絵が完成する。短時間で書き上げたという目撃情報がありました。
さらにこの型紙が合う場所をチームがメジャーなどを使って測る様子も目撃されていたということなんです。そしてこの型紙を使った技法なんですが「ステンシル」という技法だそうです。

バンクシーに詳しい 東京藝術大学大学院 毛利嘉孝 教授によると
「これはステンシルという手法。目撃や逮捕を避けるため、型紙を使って描く時間を最小限にしている」
日本でもこんなことがあったんですが、憶えていらっしゃるでしょうか?2019年のことです。
小池百合子都知事のツイッター(2019年)
「あのバンクシーの作品かもしれない。カワイイねずみの絵が都内にありました!東京への贈り物かも?」

ただ、この作品についてバンクシー本人は発表していません。本人のものかどうかは定かではありませんけれども「バンクシー作品らしきネズミの絵」として、東京都庁で展示もされました。
東京都の担当者によると「2週間の展示で約3万5000人以上の方が“らしき”作品を見た。未だに本人からの連絡はない」ということで、バンクシー作品かどうかは謎に包まれたままです。
そしてこの作品、実は今も展示されているんです。東京港区・日の出ふ頭にある「シンフォニー乗り場」で展示が続いています。ただ、シーライン東京の担当者によると「最近は1週間に1組来るかどうか。“らしき”作品、ひっそりと展示されています」ということです。

ここにあることをご存知ない方もきっと多いですよね。
井上キャスター:
これだけインターネット全盛の時代で情報が溢れているのに、誰も写真として証拠に残ってるものがないっていうのもまた惹かれる部分なのかもしれません。
星浩コメンテーター:
あのスプレーと型紙でやるっていうのは、なかなかのアイディアというか「なるほど」という気がします。
ホランキャスター:
そのスプレーのステンシルを使ってるからこそもしかしたらバンクシー作品かもしれないけれども、他の方が描いたかもしれないけど先ほどのウクライナの作品たちも。バンクシー作品からアイディアをもらって、こういう同じ風刺を自分たちの街にしていこうっていうところに繋がったのかもしれないですよね。














