12人が立候補する参院選北海道選挙区。HBCでは、3回にわたって候補者を紹介します。

今回は立憲民主党の現職、勝部賢志氏(65)。れいわ新選組の新人、野村パターソン和孝氏(40)。参政党の新人、田中義人氏(53)。諸派でNHK党の新人、後藤朋子氏(55)です。

■立憲民主党・現職 勝部賢志氏

自民党政治を、厳しく批判する立憲民主党の勝部賢志氏。

立憲 勝部賢志氏
「(自民党は)消費税を守り抜くと言いました。まさに、ふざけるなです」

小学4年生から大学まで野球一筋。打順はいつも一番でした。

19年間、小学校で教壇に立った経験を生かし、街頭演説でも、授業のような「わかりやすさ」を売りに物価高対策を訴えます。

立憲 勝部賢志氏
「食料品の消費税をゼロ%、そして今、暫定税率です。コメの値段が上がっているので食卓1人様あたり給付金を2万円」

教育問題や労働者の待遇改善にも力がこもります。

立憲 勝部賢志氏
「卒業するときに『あなた方の未来は明るい』と社会に送り出しました。けれどもいま、本当に夢を実現できる社会なのか、明るい未来が待っているのか」

70万票での当選を目指す勝部氏。

前回の選挙よりも20万票上積みするという高いハードルに挑みます。


■れいわ新選組・新人 野村パターソン和孝氏

過去にはCDデビューもしたシンガーソングライターで元旭川市議のれいわ新選組、野村パターソン和孝氏です。

アメリカへの音楽留学の後、ニュージーランドに移住し妻のアミリアさんと結婚。

夫婦の名字を合わせた「野村パターソン」を名乗っています。

自身の体験から、多様な人びとが輝ける文化振興やマチの活性化を目指し、政治の世界に足を踏み入れました。

れいわ 野村パターソン和孝氏
「真っ先に平等性と速報性を持って行えることこそが消費税の廃止です」

支部組織を作らずネットを通じて集まったボランティアに支えられながらの手作り選挙。

消費税の廃止と国による積極財政を訴えます。