日雇いのドライバーに運転させる、持病のおそれのある乗務員を乗務させるなど、道路運送法などの法令13項目に違反していたとして、国土交通省中国運輸局は15日、貸し切りバス事業を行う山口県光市の共栄観光に対し、事業停止3日間などの行政処分を行ったと発表しました。

中国運輸局によりますと共栄観光、は、2022年に運送引受書の記載不備などの違反を行い、継続的な監視が必要な事業者となっていました。同年10月と12月の監査で違反が確認されたということです。

共栄観光は、15日から3日間の事業停止と、事業停止終了後に5台中4台の車両を80日間使用停止する処分を受けました。