東京都庁では、きのう(14日)から首都直下地震を想定した図上訓練が行われていますが、2日目のきょう(15日)、小池百合子知事が訓練を視察しました。今回の訓練では初めて24時間の態勢が組まれます。
図上訓練はきのうから18日まで行われ、都のほか、都内にある32の区や市、自衛隊や警視庁などが参加しています。
2日目となるきょうはおよそ500人が訓練に臨み、小池知事が視察に訪れました。
訓練は、東京都の23区を震源とするマグニチュード7.3の首都直下地震によって、けが人や建物の被害が出ているという想定で行われ、都の担当者が被害の状況を把握し救助の要請や、避難所や帰宅困難者への対応を確認しました。
今回の訓練では初めて24時間の態勢が組まれ、昼と夜で職員が交代する際、引き継ぎ内容を確認するなどしています。
首都直下地震が発生した場合、都が想定している死者数はおよそ6100人、けが人の数はおよそ9万3000人、建物の被害はおよそ19万4000棟です。
都の担当者は、「行政が『いざというとき』の初動対応をしっかり行う必要がある。訓練の1日目、2日目、3日目でそれぞれ対処すべきことが変わってくるので、日々検証して、生かしていきたい」としています。
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