■バレーボール男子日本代表練習(14日、千葉・千葉ポートアリーナ)

バレーボール男子日本代表がネーションズリーグ予選ラウンドの第3週日本ラウンド開幕を控え、試合会場の千葉ポートアリーナのサブコートで練習を行った。

12日までの沖縄合宿を終え、千葉での初練習となったこの日は、セッターとスパイカーがコンビネーションの確認に時間を割くなどし、日本ラウンドに向け最終調整。沖縄合宿から合流した髙橋藍(23)は「日本のお客さんの前でできるというところは非常に嬉しいので、そこで今年1年成長した自分を見せられるように」と日本開催を喜んだ。

日本ラウンドの初戦(16日)の相手、ドイツについては「高さもあってベテランの選手から若い選手がいてバランスが良いチームの印象がある。サーブからしっかりとドイツに好きにやらせないところをつくる必要がある」と分析。「エースとしてディフェンスでチームを守りながらも攻撃というところでチームに貢献していきたいなって思います」と意気込みを語った。

ここまで日本代表最多の117得点(サーブポイントは11)でチームをけん引してきた宮浦健人(26)は「自分としてはサーブでプレッシャーをかけたり、スパイクを相手の高いブロックに対して決めていかないといけないのかなと思います。初戦はすごく大事だと思うので、そこはチーム一丸となってチーム全員で戦っていきたいと思います」と話した。

3大会連続のメダル獲得を目指す日本は、予選ラウンド第2週を終え5勝3敗の4位。16日にドイツ(同8位)、17日にアルゼンチン(同7位)、18日にブラジル(同1位)、20日にアメリカ(同13位)と対戦する。トーナメント形式で行われる決勝ラウンドへは開催国の中国と、上位7か国の計8チームが進む。