参議院選挙についてJNNが中盤の情勢を分析した結果、徳島・高知選挙区は無所属の現職がやや先行し、自民党の新人が追う展開となっています。

JNNでは12日と13日の2日間、インターネット調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を分析しました。徳島・高知選挙区では無所属で現職の広田候補が一歩リードしています。広田候補は共産・立憲支持層のおよそ9割から支持を得ているほか、無党派層のおよそ6割にも浸透しています。追いかける自民党の新人・大石候補は公明支持層のおよそ9割、自民支持層のおよそ7割から支持を得ていますが、無党派層はおよそ2割にとどまっています。参政党の新人・金城候補は参政支持層の9割以上から支持を得ているほか、れいわ支持層の5割弱、国民支持層のおよそ3割が支持しています。諸派の新人・中島候補は厳しい戦いとなっています。

ただ、高知県でおよそ3割、徳島県でおよそ4割が「投票先を決めていない」と答えていて、今後、情勢が変わる可能性があります。