日本海西部を北に進む低気圧や日本の東の海上にある太平洋高気圧などの影響で、14日(月)の夜のはじめごろから、東海地方では発達した雨雲が長い時間かかり続けるおそれがあります。

気象台は、14日夜のはじめごろから15日(火)の昼前にかけて線状降水帯が発生して大雨災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があるとして、土砂災害などへの警戒を呼び掛けています。

14日(月)午後9時の予想天気図です。午前中までに九州付近にあった熱帯低気圧は不明瞭になりますが、朝鮮半島の東の海上、日本海の西部に低気圧があり、北よりに進む見込みです。

14日(月)午後9時の予想天気図

東海地方では、低気圧に加え、日本のはるか東にある高気圧の縁をまわる風の流れもあり南から暖かく湿った空気が流れ込みそうです。14日から15日にかけては大気の状態が非常に不安定になるでしょう。