12日午前、北海道大樹町から台湾系ベンチャーのロケットが打ち上げられましたが、目標としていた高度100キロまでは到達せず、地上に落下しました。

12日午前11時40分ごろ、大樹町の「北海道スペースポート」から、台湾系ベンチャーの「jtSPACE」が開発したロケット「VP01」が打ち上げられました。
「VP01」は長さ12メートル、電信柱ほどの大きさで、将来、人工衛星を地球の周回軌道に投入できるロケットを目指しています。

ロケットは発射の10秒後、1段目が切り離され、2段目に点火。

しかし、2段目は蛇行を繰り返し、地上に落下しました。

目標としていた高度100キロまでは到達しなかったということです。

主催者側は「飛行を中断した」と発表しています。
