小笠原諸島への影響【強風と高波に警戒】

熱帯低気圧の接近に伴い、小笠原諸島では13日にかけて風が強まり、海上は大しけとなる見込みです。父島を中心に最大瞬間風速25メートル程度の強い風が吹く恐れがあります。海岸付近では高波による被害にも注意が必要です。

小笠原諸島にお住まいの方は、風で飛ばされやすいものの固定や、船舶の係留などの対策を早めにとっておくことをお勧めします。

台風に発達後の進路予想【東日本へ北上の恐れ】

台風に発達した後は北東に進路を変え、14日3時には八丈島の南東約190キロ(北緯31度55分、東経141度20分を中心とする半径200キロの円内)に達する見込みです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。

さらに15日3時には、日本の東(北緯41度30分、東経142度30分を中心とする半径260キロの円内)まで北上し、中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルに発達する見込みです。