小笠原諸島近海に位置する熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みです。今後の進路次第では、小笠原諸島から東日本にかけて大雨や強風をもたらす恐れがあります。
熱帯低気圧の現在位置と今後の予想【停滞から北東進へ】
12日3時の観測によると、熱帯低気圧は小笠原近海の北緯25度10分、東経140度00分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。


この熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となる見込みで、13日3時には父島の南西約110キロ(北緯26度25分、東経141度25分を中心とする半径130キロの円内)に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
