10日、青森市のビルで窓の清掃作業をしていた男性が約30mの高さから落下し、死亡しました。
死亡したのは、青森市の会社員・野宮裕史さん(35)です。
警察や消防によりますと、野宮さんは10日午前11時前、青森市長島2丁目のビルで窓の清掃作業をしていたところ、建物の8階付近、約30mの高さから落下しました。
野宮さんは、両足の骨を折るなどして市内の病院に運ばれ、手当てを受けていましたが、事故から約6時間半後に出血性ショックで死亡しました。
事故の発生当時、野宮さんは屋上から下ろたロープに吊られる「ブランコ工法」で清掃作業を行い、安全帯やヘルメットを着けていたということです。
警察は、当時近くにいた別の作業員に話を聴くなどして事故の原因を調べています。