静岡県磐田市で11月13日、世にも不思議なレースが行われました。参加者はみな、着ぐるみ姿。その名も「ティラノサウルスレース」といいます。いったい、どんな競技なんでしょうか。


準備体操をするのは、色とりどりのティラノサウルス!の着ぐるみを着た人たち。

<野田栞里記者>
「こちら、磐田市福田のスポーツセンターです。迫力満点かつシュールな光景が広がっています」

「よーい!パーン」


参加者は少し動きづらい着ぐるみ姿で、とにかく走る!走る!走る!アメリカ発祥の「ティラノサウルスレース」。いま、日本でも注目を集めています。初めて参加するという家族。お父さんの着ぐるみ姿に娘さんもビックリです!

<堀井智文さん>
「娘のために決勝行きます!頑張るよ!」

さあ、お父さん、短い脚で50mのコースを突進します!

が、残念!惜しくも予選敗退でした。

<堀井智文さん>
「ごめんよ。肉体改造して来年頑張ります」

<妻の望さん>
「頑張ってたねぇ」

静岡県内で初めて行われた「ティラノサウルスレース」。ある狙いがありました。

<RAYLINKS 佐藤慶一代表>
「コロナ禍でみんな元気が足りてないなと思って。どこか発散できる場所を作りたいという思いで」
Q.なぜ磐田?
「僕の地元が磐田市で、地元を盛り上げていきたいという思いが凄く強くありまして」


気になる初代チャンピオンは、地元・磐田の男性でした。とにかく地域を盛り上げたい!ユニークな真剣勝負は大盛況で幕を閉じました。