霧島連山の新燃岳は、噴火警戒レベル3の入山規制となっています。

気象台によりますと、今月7日から続いていた連続噴火が10日午後3時に停止したとみられるとしていましたが、11日午前10時過ぎに再度噴火したもようと発表しました。

11日午前11時の気象庁の発表によりますと、11日正午～12日午前6時までに噴火が発生した場合、下記の方向・距離に降灰および小さな噴石の落下が予想されます。

※噴火発生時、噴煙が火口縁上3000mまで上がった場合の火山灰および小さな噴石の落下する範囲です

◆11日正午～11日午後3時まで
方向：北西　降灰の到達距離：90km　小さな噴石の到達距離：6km

◆11日午後3時～11日午後6時まで
方向：北西　降灰の到達距離：100km　小さな噴石の到達距離：6km

◆11日午後6時～11日午後9時まで
方向：北西　降灰の到達距離：110km　小さな噴石の到達距離：7km

◆11日午後9時～12日午前0時まで
方向：北西　降灰の到達距離：130km　小さな噴石の到達距離：7km

◆12日午前0時～12日午前3時まで
方向：北西　降灰の到達距離：120km　小さな噴石の到達距離：6km

◆12日午前3時～12日午前6時まで
方向：北西　降灰の到達距離：110km　小さな噴石の到達距離：6km

噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。

11日正午～12日午前6時までに降灰が予想される市町村は、以下の通りです。
宮崎県高原町、小林市、えびの市、鹿児島県霧島市、伊佐市、薩摩川内市、阿久根市、出水市、湧水町、さつま町、長島町、熊本県水俣市、天草市、人吉市、津奈木町、芦北町、苓北町、球磨村