そのまま島根県警察の刑事を名乗る男と電話が代わり「詳しい話はSNSのビデオ通話で聞く」などと言われ、ビデオ通話で警察手帳を示されました。

さらに検事を名乗る男から「身の潔白を証明するためには資金調査を受けるしかない」などと言われました。

女性は刑事を名乗る男の指示に従い、暗号資産取引所のアプリをインストールして暗号資産を購入、477万6,457円相当を指定されたアドレスに送金しました。

女性はこのやりとりを不審に思い、島根県警本部に確認したところ、詐欺とわかり、甲斐警察署に被害届を提出しました。

【捜査機関をかたる詐欺を見破るポイント】
▽警察官が国際電話で電話をかけ、資金調査名目などで現金の送金を要求することはない
▽警察をかたった不審な電話は、いったん電話を切り、名乗った警察署または最寄りの警察署に電話をして確認すること