事実上の政権選択となる「参議院議員選挙」が公示して、中盤戦に入ってきました。各党の代表は相次いで青森県内に入り、舌戦は熱を帯びています。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「ガソリン税の暫定税率の廃止。青森県民はみんな望みますよね。望んでることを阻んだのは自民党ですよ。その自民党に皆さん1票を入れるんですか。だめでしょ」

立憲民主党の野田佳彦 代表は、9日午前、青森市の青い森公園でマイクを握り、トランプ関税の対応を踏まえ政権を強く批判しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「4月以降、7回も赤澤大臣が訪米していったい何をやっていたんでしょうか。関税交渉に無策のままの石破政権を許していいのかどうか。もう我々にとって代わろうじゃないかと申し上げたいというふうに思います」

参政党の神谷宗幣 代表は、8日夕方、青森駅前公園で街頭演説をして子育て支援の充実を訴えました。

参政党 神谷宗幣 代表
「無償化、無償化といったって最終的には税金で取られるわけでしょ。皆さんに月10万円、年間120万円を子ども1人あたりに渡す。3人いたら30万円ですよ。そしたら無理して共働きしなくてもどちらかが子どもを見ていて、無理して保育園に預けなくても家でおじいちゃんおばあちゃんの助けも借りて、一緒に面倒見るのが一番子どもの福祉に添うんじゃないですか」

また、参院選が終わったあとの各党との協力体制についても言及しました。

参政党 神谷宗幣 代表
「選挙終わったら『どこの党と連携しますか』と言われますが、先に答えておきます。全ての党と協力します参政党は。何のためか。国益を守るため、国民のためです」

参院選青森県選挙区には、このあとも各党の代表が応援に入ります。関係者によりますと、石破茂 総理は来週14日(月)に青森市と弘前市で街頭演説をします。

また、共産党は今週12日(土)に田村智子 委員長が青森市で街頭演説を行います。