下校時間を早める小学校も
そして、この暑さに教育現場も対応に追われています。
RKB 本田奈也花 アナウンサー
「福岡市南区の塩原小学校です。こちらでは熱中症対策として6時間目の授業を一時的になくし、午後2時過ぎに下校をしているということです」

こちらの小学校では、今週から時間割を一部変更し、最大6時間目までの授業を5時間目までとし早く下校できるようにしました。
期間は今月7日から終業式前日の17日までの1学期の9日間と、8月28日から9月26日までの20日間。
夏の暑さ対策として、塩原小学校が初めて実施した独自の取り組みです。
カットした授業は他の月でカバー
Qなぜ6時間目をなくしたんですか?
塩原小学校 渡部依子 教頭
「7月に入って暑さ指数、熱中症警戒で昼休みが外遊びができなかったりとか、子供たちの負担が大きいなと。やはり集中力も6時間目は欠けるんじゃないかなと思ってます」

さらに、月曜日・水曜日・金曜日は昼休みを15分短縮し、そこに清掃を割り当てました。
そうすることで、これまでより1時間5分早い午後2時10分に下校させるようにしたのです。
塩原小学校 渡部依子 教頭
「カリキュラム自体は本校としては例年と変えずにやっていっております。カットした6時間目の分は他の月にまんべんなくまわしていっています」
夏の期間、6時間目を行わないことで減る授業数は22コマから23コマ。
7月から9月以外の期間に週に1日程度、6時間授業の日を追加し、補うことにしています。

塩原小学校 渡部依子 教頭
「試行段階ですのでいろんな方面からいろいろ課題は出てくると思いますので、そちらの方も精査しながら来年度に生かしていきたと思っています」













