投票用紙にマルを付ける選挙と名前を書く選挙があるのはなぜ?

投票は自分で候補者名や政党名を書く「自書式投票」が原則です。

ただ、一部の自治体は条例で「記号式投票」を採用しています。これは候補者の名前の上にマルを付けるもので、無効票を減らせる効果があります。

実際に2024年の熊本県知事選挙では期日前投票は「自書式」、投票日当日は「記号式」でした。

期日前が「自書式」なのは、候補者が確定するのが告示日で、その翌日から始まる期日前投票には候補者の名前を印刷するのが間に合わないためです。

ちなみに今回の参院選は「自書式」です。