「自分がされて嫌な言動はしない」も要注意 褒めたつもりもNG

山形キャスター:
しっかりコミュニケーションを取ることも大事なのですが、“自分がされて嫌な言動はしない”という考え方には注意が必要です。
日本ハラスメントリスク管理協会 金井絵理 代表理事
「自分はされても大丈夫だから、相手も大丈夫という自分基準の考え方にとらわれがち」
では、どうしたらいいか聞きました。

業務上必要なアドバイスは、▼感情的にならない、▼具体的な行動や内容に焦点を絞る、▼注意・指導は最大15分、▼普段からコミュニケーションを取るということです。
そして、日常的な会話でも注意が必要です。
容姿に関する事は触れない。「キレイ」「かわいい」「カッコイイ」など、褒めたつもりもNGだそうです。
自分の感想は言わないというのが大事だそうです。「髪切ったね」というのは事実だからいいそうですが、「髪切ったね、かわいいね」と感想を述べると、ハラスメントにあたるかもしれないということです。
また、「ちゃん・くん」や「あだな」は原則なしだそうです。
例えば、井上キャスターから1度も「純菜ちゃん」と呼ばれたことはないですが、そういう呼び方をするのは注意が必要だといいます。
本人同士が良くても、第三者が不快に思う事もあるので、気を付けてほしいということでした。