若い世代の投票率が低いことが課題になっている中、福島大学で8日、学生たちが参院選への投票を呼びかけました。
学生「日曜、参院選の投票お願いします」
参院選の投票の呼びかけは、福島市郊外の福島大学で、多くの学生が行き交う昼頃に行われました。福島大学で選挙にまつわる啓発活動を行っている「福大Voteプロジェクト」の学生が、県選挙管理委員会の職員と一緒に、参院選の投票や期日前投票の利用を呼びかけました。
前回、3年前の参院選の県内の年代別投票率は10代、20代がおよそ33%と、60代、70代の半分にとどまり、年代別では最も低くなっています。
福大Voteプロジェクト代表・徳丸灯さん「若年層の投票率が低迷しているというなかで、こういった活動を通して参院選があるということをまず知っていただいて、そこから何かしら政治について考えたり投票行動に結びつけてもらえればと思って」
徳丸さんは、投票のポイントとして、物価高対策と関税などの対外政策、双方の幅広い視点があることを重視したいといいます。
徳丸さん「そこに購買があるんですけど、やっぱり物価高で値段が結構上昇していたりとか、そういったことを見るとやっぱりひしひしとそういった影響を感じるかなと思います」
参院選の投開票は20日で、福島大学では14日と15日に期日前投票所が設けられます。