福岡県北九州市の住宅設備機器メーカー「TOTO」で8日、衛生陶器づくりの技術を競う大会が開かれました。

TOTO小倉第一工場で開催された「衛陶技能選手権」には、世界9つの国と地域にある13の生産拠点から27人の職人が参加しました。
この大会は、衛生陶器づくりの技術の向上を目的に毎年開催されていて今年で10回目となります。
今回競われたのは、衛生陶器表面のつや出しと保護のために「釉薬」を均一に吹き付ける「施釉」という技術です。

職人たちは、便器のタンクに釉薬をスプレーで吹き付けて時間内に規定の厚さにしたり、釉薬の厚さを目視で判断したりする技術を競いました。
TOTOは、この選手権を続けることで「もっといいものを作り次の世代にも技術継承をしたい」と話しています。














