陸前高田市の高田松原海水浴場で19日の海開きを前に、8日中学生を対象とした津波避難訓練が行われました。

訓練を行ったのは陸前高田市の高田第一中学校と高田東中学校の3年生およそ100人で、東日本大震災が発生した2010年度に生まれた生徒たちです。

訓練は高田松原海水浴場で生徒たちが遊んでいたところ、宮城県沖を震源とするマグニチュード9の大地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われました。

生徒たちは、大津波警報の発表が伝えられると高台にある市の総合交流センターを目指して歩いて避難し、ルートを確認していました。

(参加した中学生は)
「すごい大変で汗もやばかったけど命のために避難訓練できてよかったです。落ち着いて自分の命を最優先に守って放送をしっかり聞いて落ち着いて行動したいです」

生徒たちは避難にかかる時間を体感し、素早い避難開 始の大切さを学んでいました。