県ナンバーワンを決める水泳の鹿児島県選手権。国内、そして世界で活躍するアスリートが鴨池に集いました。

鹿児島市出身で、中京大学4年の西小野皓大選手。今年3月に日本選手権で準優勝。今月末に開幕する、世界水泳・背泳ぎの日本代表です。

男子200m背泳ぎ決勝。水面に上がったときには既にリード。前半から攻めます。

(西小野皓大選手)「課題として前半のスピードが挙げられているので、今回はいつもより前半を攻められるレースができた。やりたいことは一応できた」

1分57秒59で大会記録を更新しました。

母校・鹿児島情報高校3年の横山紗奈さんは、デザインしたタオルをプレゼント。

(西小野皓大選手)「鹿児島に感謝しながら、(世界水泳では)自己ベストを更新して、決勝で戦う姿を見せたい」

一方、男子200mバタフライ決勝には、情報高校で西小野選手の1年後輩だった、新開誠也選手が出場。スタミナを強化し、後半もスピードを落とすことなく泳ぎ切り、自己ベストまで0.1秒に迫る1分56秒92の好タイムで、大会記録を更新しました。

「2028年のロス五輪に一緒に出て、鹿児島のスイマーにいい報告をしたい」

女子の200mバタフライでも、鹿屋体育大学の後野真衣選手が2分9秒73で大会記録を更新。記録ラッシュの大会になりました。