自宅や工房には・・・
東流の舁き山笠と飾り山笠を担った白水さん。

他にも舁き山笠を1つと複数の飾り山笠を任されていて工房や家の中には所狭しと人形が並んでいます。
ただ、「忙しくなっても1つの山笠にかける時間を減らさない」これが白水さんのモットーです。
東流 人形師 白水英章さん
「2つやけんって言って手を抜かないこと。各流が自分のところの山笠っていって、やっぱりプライド持ってこれから絶対するはずやけん、それに負けんごと、そのプレッシャーに負けんごと一生懸命作って、納品して、みんな楽しんでもらって、今年良かったという風に思えればいいんじゃないかな。ちびっこの反応がもうなんていうのリアルな反応。かっこいいとかなんやこれとか、子どもはオブラートなしやけん、審査員は子どもです」
初めての披露目に拍手 見上げた子どもたちは

6月29日、完成した人形が東流に到着。
凜とした表情の関羽が初めてお披露目されました。
東流の男たちー
「ばりかっこいいっすね、目が決まってますね。やっぱ人形って目が入らんと全然、目でだいぶ変わると思うんですよ、目がきりっとして体もがっちりしとって、かっこいい山笠ですね」「思ったよりも迫力があってですね、毎年かっこいいんですよね白水さんの人形は。天才なんですよね、天才肌というかなん作らしてもかっこいい人形になるし」
山小屋のそばで青龍刀の角度など最後の微調整を終えた関羽は男たちの手によって山笠台へ

見上げる子どもたちも目を輝かせました。
Qかっこいい?
「うん」
Qどの辺が?
「顔」

東流 人形師 白水英章さん
「ほっとしてますね、見てわかるようにちょっと遠くなる感じなんですよね、今まで自分が作っているのから離れて、ちょっと遠くてこれがみんなのものになるけん、あとはもう各々楽しんでもらわんとね、各自の山笠をっていう気分ですね」

人形師が精魂傾けて作った舁き山笠。
7月10日には流れ舁きが始まり、東流の凛々しい舁き山笠も博多の街を駆け抜けます。














