夏の高校野球岩手大会の注目校を紹介するシリーズ「白球を追う」です。
3回目に紹介するのは、岩手県内有数の進学校にして3大会連続でベスト4入りを果たしている盛岡一高です。
3年生を中心に、1978年以来の夏の甲子園を目指します。

「いくぞ!」

他の部と校庭のスペースを共有しながら練習を行う盛岡一高の硬式野球部。
バッティング練習は邪魔にならないよう、他の部の活動が終わってから行われるため、限られた時間の中で練習の質が求められます。

(盛岡一高硬式野球部 坂本晃太主将)
「全体練習の質、量は出来ない分、中身を濃くしようと心掛けている」

県内有数の進学校でもある盛岡一高。
伝統的に選手たちが文武両道を心掛け、勉強と部活の両立を図ることで、自主性を生み出してきました。

(盛岡一高硬式野球部 坂本晃太主将)
「生徒一人自信がそれぞれ考えて行動する。先生があーだこうだ言うより、生徒に一任されている」

昼休み。選手たちが続々とトレーニングルームを訪れます。

「今の時間は昼休み(昼休みなのに?)トレーニング。昼ご飯は午前中の昼の間に食べながら。今も食べるんですけど・・・」

限られた時間を効率よく活用するため、選手たちが自ら考え実践する筋力トレーニング。
選手一人一人の自主性の高さが盛岡一高の強さの源です。