参議院選挙と合わせて、県議会議員補欠選挙の期日前投票が行われている愛媛県新居浜市内の投票所で、有権者が誤って投函し、無効票が発生しました。

新居浜市選挙管理委委員会によりますと、無効となったのは、参議院選挙で比例代表を選ぶための1票です。

5日午後2時ごろ、市役所の期日前投票所を訪れた市内の有権者が、参議院選挙で比例代表を選ぶための投票用紙を、誤って県議会議員補欠選挙の投票箱に入れたということです。本人からの申告を受け発覚しました。

市選挙管理委員会では、これについて無効になるおそれが高いと判断し、本人に謝罪しました。この他の選挙については影響はないということです。

投票所は当時、1時間に有権者173人が訪れ混雑していて、10人の職員が対応にあたっていたということです。

市選挙管理委員会は「誤った投票箱に投函しないよう、選挙人の動線を注視すること及び状況に応じて選挙人への呼び掛けを行うなど、注意喚起を行った」としていて、再発防止に努める方針です。