長野県中川村の選挙管理委員会が参議院選挙の期日前投票所で有権者11人に県区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付したことがわかりました。

交付ミスがあったのは、5日午前8時半ごろから10時半ごろまでの間で、投票に訪れた11人に県区と比例代表の投票用紙を取り違えて交付しました。

投票用紙を渡す際に使う県区用の自動交付機に比例代表の投票用紙を、比例代表用の交付機に県区の投票用紙をそれぞれ取り違えてセットしたことが原因としています。

11人は誤った用紙で投票し、村の選管では無効票となる可能性が高いとしています。

投票用紙のセットは、選管の委員2人で行うことになっていましたが、5日朝は1人で作業をしたということです。

選管の委員長が、直接有権者に謝罪を行うとともに、選管では再発防止に努めるとしています。