陸上日本選手権(東京・国立競技場=5日)の男子100メートル決勝で社会人2年目の大上直起(25=青森県競技力向上対策本部)が10秒28(追い風0.4メートル)で2位に入った。優勝した桐生祥秀とは0秒05差。

去年準決勝敗退に終わった日本選手権で成長の証を刻んだ。

◆大上直起(おおかみ・なおき)2000年1月17日、岩手県出身。小学5年で競技を開始。久慈東高校-仙台大-仙台大大学院。24年からは青森県競技力向上対策本部に所属。173センチ、76キロ。