栃木県鹿沼市で見つかり、警察で保護されていた“迷いヤギ”が飼い主のもとに戻っていたことがわかりました。保護されていた間、ヤギを見物するため警察署を訪れる近隣住民もいたということです。

警察によりますと、「迷いヤギ」は先月26日、鹿沼市内の会社の敷地内で見つかり、鹿沼警察署が保護して飼い主を探していたものです。

今月1日の午後、飼い主から連絡があり、引き渡されたということです。

警察署で保護されていた5日間、署の職員がヤギを日陰に移動させたり、バケツで水を与えたりする世話をしていたということで、ヤギを見るために近くの住民が署を訪れることもあったということです。

鹿沼署は「署の雑草をたくさん食べてもらった。大きな動物ということもあるので飼い主のところに戻って安心した」としています。