4日も大気が不安定な状態となり、各地でゲリラ雷雨が発生。長野県佐久市では夕方に道路が冠水し、マンホールからは大量の水が噴き出しました。一方、東海地方では統計開始以来3番目に早い梅雨明けを発表。週末、東京都心では今年初の「猛暑日」予想で注意が必要です。

各地でゲリラ雷雨 排水溝から逆流か?冠水する場所も

横殴りの雨に、雷鳴…。大気の状態が不安定だった長野県は大雨に見舞われました。

佐久市では1時間に52ミリという非常に激しい雨が降り、市街地は冠水。排水溝から逆流しているのでしょうか、大量の水が噴出しています。

「最初、道路の隙間から(水が)ぷしゅぷしゅしていると思ったら、あっという間にああいう感じになった…」

このような様子は他でも…。歩道が噴水になってしまったかのような光景です。

そして、水が引いた道路には亀裂が残されていました。

この大雨の影響で3か所のアンダーパスでそれぞれ車が1台立往生したほか、幼稚園バスが立往生し、園児10人ほどが代わりのバスで帰宅したということです。

全国的に大気の状態が不安定だった4日、ゲリラ雷雨は各地で発生しました。

こちらは群馬県高崎市。車が進むのは川ではなく道路です。

雷鳴が響く中、車は慎重に走ります。水が流れ込むT字路を過ぎると…ようやく冠水したエリアを抜けることができました。

群馬県には4日夜、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。桐生市黒保根町付近では1時間でおよそ110ミリの猛烈な雨が降りました。

鹿児島県霧島市では大雨洪水警報が発表されました。あまりにも激しい雨のためか、こちらの方は傘をさすのを諦めてしまったようです。

また、地元の人にインタビュー中も…

地元の人
「それが流れたと思ったら雨、雷…」

声をかき消すような雷鳴が響いていました。