マダニなどが媒介する感染症SFTS。
いま全国でこれに感染し死亡する事例が増えています。

肌の露出が増えるこの時期、注意すべき点を専門の医師に聞きました。

鳥取県立中央病院 感染症・総合内科 椋田権吾 医長
「発熱や関節痛、食欲が出ない。吐き気とか下痢のような胃腸症状が出ることが典型的です。患者さんによっては意識障害と言いまして、ぼんやりしたりですとか、普段お話にされないような普段通りでない言動が見られたりとか」

ウイルスを保有するマダニにかまれることで発症する「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」は、マダニの活動が活発になる春から夏にかけ患者数が増えるとされます。