椋田医師によると、マダニのSFTSウイルスの保有率はそれほど高くないとのこと。

しかし、恐ろしいのはSFTSを発症した時の致死率、最大で30%に及ぶとされ、6月、愛知県豊田市では50代の女性と90代の男性が、静岡市では60代の女性が死亡しています。

そして、死亡にあたっては統計上ある特徴があると言います。

鳥取県立中央病院 感染症・総合内科 椋田権吾 医長
「年齢が大きい方の方が重症化もしくは死亡のリスクが高いと言われています。いくつかの要素があるとは思いますが、免疫力が影響しているかもしれませんし、元々お持ちの持病が影響しているかもしれません」