本格的な海水浴シーズンを控えた4日に、海に飛び込みたくなるような暑い日差しのなか、新潟市中央区の関屋浜海水浴場にある『浜茶屋(海の家)』で、厨房から出火し初期消火に失敗したという想定の“消防訓練”がおこなわれました。

「調理場にて火災が発生しました。逃げてください!」
「消火失敗!!」
客を安全な場所に誘導した浜茶屋の店員は、初期消火に失敗したと消防署に通報。
「逃げ遅れはいませんね」
「みなさん避難しました」
「わかりました安全な場所で避難していてください」

消防隊員が放水する流れを確認した後、消火器の正しい使い方も学びました。
【浜茶屋『日の丸』店長 川﨑雄介さん】
「こういう訓練をいかして、万が一火災が起きた時に、素早く迅速に対応できるようにしたい」
「お客さまの方でも、花火やバーベキュー等で火元を使うので、最後の後始末までしっかりやっていただきたいと思っています」

【新潟市中央消防署 消防課 村上宏課長】
「まず火災を出さない。万が一火災が出たら被害を最小限に食い止められるようにと、消火訓練を実施しました」
「海の家の関係者の方だけではなく、利用する方の一人ひとりが『火の用心』の意識をもって火事を出さないように努めていただきたい」

関屋浜海水浴場(新潟市中央区)では19日から監視員を配置して、“夏”を迎えます。