小学校は民間プールで授業 中学校は座学のみ

また、プールサイドではひび割れなど老朽化も進行。仮に新たなプールを建設するとなると、1校につき億単位の費用がかかります。このため大府市の方針として、基本的に、いまある校内のプールは取り壊して駐車場やスケートボード場などにしていくといいます。ただ、完全にプールの授業をなくすわけではありません。
(大府市教育委員会 倉永直樹主席指導主事)
「小学校は外部の民間プールにお願いをして、インストラクターから専門的な実技を教えてもらう。苦手な子も楽しく、さらにうまくなりたい子も伸びていくようにしている」

一方、中学校はカリキュラムの都合上、民間のプールに移動する時間をとるのが難しく、去年から授業は水の事故にあわないための座学のみに。
(大府市教育委員会 倉永直樹主席指導主事)
「教科書を使ったり、各学校の体育の先生が工夫して動画を使い、子どもたちの学びが深まるように工夫しています」