青森県の五所川原市やつがる市をはじめ、津軽地域の6つの市と町とNTT東日本青森支店が、「地域防災力向上」に関する連携協定を結びました。

NTT東日本青森支店と五所川原市をはじめ6つの市と町の代表は3日、協定書に署名し、地域防災力向上に関して連携することを決めました。

今回の協定は、2022年8月に鯵ヶ沢町・深浦町が大雨で甚大な被害を受けたことをきっかけに、それまでNTTが各自治体と結んでいた災害時の早期の通信復旧に向けた協定に、防災に関する内容を新たに盛り込んでいます。

NTT東日本青森支店 宮崎大輔 支店長
「(過去の)災害復旧にあたり少ない人数でも効率的にやるために、デジタル技術を活用しながら効率的に実現してきたことを自治体にも生かしていきたい」

NTTと各自治体は、避難者向けの物資の備蓄状況をデジタルで管理し、物資が不足する自治体へ共有できる仕組みなどが導入される予定です。