実は現在、こうした中高年のリピーターによって献血が支えられているといいます。

島根県赤十字血液センター 上木康裕 献血予約推進係長
「特に40代50代の方の献血率というのが、ほかの年代と比較して高い状況にあります。」

献血できるのは16歳から69歳までの人ですが、日本赤十字社の年代別献血者数のデータによると、4年間しかない16歳から19歳が少ないのは当然ともいえますが、40歳代と50歳代を合わせると全体の53.5%と半分を占めます。

20歳代、30歳代は60歳代より低い13.3%と14.3%に留まっています。

島根県赤十字血液センター 上木康裕 献血予約推進係長
「今後さらに少子化、さらに人口減少が進む中で、必要な血液量まかなうには、やはりその献血率の低い若年世代に対する啓発活動というのが重要になって来ると。」