鹿児島県十島村の悪石島で最大震度6弱を観測する地震が発生したことを受け、気象庁が先ほど会見を行いました。
気象庁 地震火山部 海老田綾貴 地震津波監視課長
「鹿児島県で震度6弱の地震を観測しております。揺れの強かった地域では家の倒壊や土砂災害の危険などの心配。今後の地震や雨に十分注意をしてください。特に必要な場合を除き、危険な場所に立ち入らないでください。この地震に関して当分の間、今般と同じ震度6弱程度の地震に注意。震度1以上の地震の発生状況です。本日の7月3日16時現在でトータル1031回、1000回を超えました。これから夜に入ります。寝室では家具が倒壊しないような場所であること、上から物が落ちてこないような場所でお休みになるほか、急な揺れで外に避難する場合があります。可能であれば、枕元に靴などを置いていただきたい。懐中電灯なども枕元に置いていただきたいと思います」
専門家は、この一連の地震について、どのような見解を持っているのでしょうか。過去の群発地震になぞらえ、注意を呼び掛けています。
東京大学地震研究所 笠原順三 名誉教授
「1989年に(静岡県)伊東沖の群発地震というのがありまして、海底噴火したんですね。震度6が最大というふうに思いますけど、地割れとか建物の倒壊も起こるかもしれない。そういうことに関しては十分注意する必要がある」
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