7月22日と24日に青森県の小川原湖上空でアメリカ軍横田基地に所属する「オスプレイ」が訓練をすることを受け、東北町は東北防衛局へ事故がないようにすることなどを求める要請書を提出しました。
東北町の長久保耕治 町長らは3日、東北防衛局三沢防衛事務所を訪れ、嶋﨑貴規 所長に要請書を手渡しました。
要請書を提出するきっかけとなったのは、7月22日と24日に小川原湖上空でアメリカ軍横田基地に所属する「オスプレイ」が、飛行訓練を実施すると連絡があったことです。
訓練のあとの26日と27日は、町制施行20周年の記念事業である「湖水まつり」が控えていて、整備点検などに万全を期し、事故がないようにすることを強く求めています。
嶋﨑所長は、アメリカ軍三沢基地などに要請を伝えると応えました。
東北町 長久保耕治 町長
「イベント・経済活動を考慮するようにと話があった中で、今回の日程だったので、大変遺憾に思うことを示しにまいりました」
2021年には、事前の連絡がないままアメリカ軍の「オスプレイ」が小川原湖で訓練をしたことから、地元の漁協が抗議していて、これまでに安全確保を強く求める声が上がっていました。