大学「卒業」ではなく「除籍」 5月に初当選したばかりの田久保市長

田久保市長は5月に初当選したばかり。バイク便のライダーやカフェ経営をしていたといいますが、2019年、伊東市議に転身し市長選では「新たな図書館計画の中止」を訴え、現職との一騎打ちを制しました。
問題の発端は就任早々の6月上旬、複数の市議に届いた文書でした。

「東洋大学卒ってなんだ!中退どころか除籍であったと記憶している」
市の広報誌にも書かれている「東洋大学法学部卒業」という市長の最終学歴について“疑義”が持たれたのです。
田久保真紀 市長
「(Q.東洋大学法学部経営法学科を卒業で間違いありませんね?)このような怪文書といったような卑怯な行為を行う人間の一定の要求を満たすことは次の怪文書、次の怪文書、市民に対しても何か圧力をかける、そういった行為の助長になると考えている。私からの個人的な発言については控えさせていただく」
先週の議会で文書を“怪文書”とし、明確な答弁を避けていた田久保市長。

田久保真紀 市長
「(Q.“怪文書”が指摘した通りだった?)『中退ではなく除籍』と書かれていたが、大学側から示されたのは『除籍』でした。自分自身もそこについては非常に驚いている」