周囲に見せていたという“卒業証書”とは何だったのでしょうか。学歴詐称を疑われている静岡・伊東市の田久保市長が記者会見を開きました。そこで明らかにしたのは、大学の「卒業」ではなく「除籍」。2日夜、市長に市民から厳しい声が飛びました。

「市民を馬鹿にするのもいい加減にしろ」“学歴詐称”疑惑市長に厳しい声

2日夜、市民に釈明した静岡県伊東市の田久保真紀市長。

伊東市民
「市民を馬鹿にするのもいい加減にしろ」

伊東市 田久保真紀 市長
「同じようなお叱りを本日受け、私のほうも反省させていただいたところ」

東洋大学を卒業したのか、していないのか。渦中の市長が会見を開きました。

伊東市 田久保真紀 市長
「私が自ら公開している経歴に関して『問題ございません』と一貫して説明してきた。その点については現時点においても変わりはございません。私が経歴を詐称しているというようなことは一切ございません」

「問題ない」ということは、東洋大学を卒業していたのでしょうか。

伊東市 田久保真紀 市長
「6月28日土曜日に卒業証明書を取りに(東洋)大学の教務課に私自身が出向きました。申請手続きを行ったところ土曜日ということもあり、『卒業』は確認ができませんでした。『除籍』ということがその場で判明」