6月27日、近畿地方では「梅雨明けしたとみられる」と発表されました。統計開始以来最も早く、そして梅雨の期間としても例年の半分以下、18日間しかありませんでした。各地で猛暑日となり、厳しい暑さが続くと農作物への影響が心配される中、コメ農家からは収穫量や品質の低下を心配する声もあがっています。

 この早い梅雨明けは私たちの生活にどう影響するのか?そもそも「梅雨の定義」とは何なのでしょうか?前田智宏気象予報士と、福島大学・新田洋司教授への取材も含めて解説します。