◆地元・福岡のメーカーも
地元・福岡にちなんだものもあります。次は、企業や団体が「記念日」をどのように活用しているのかを見てみます。

RKB若松康志「それではいただきます。ズルル。うまい!」
福岡市西区に本社を置く食品メーカーのマルタイ。1959年に販売を始め、今年で63年を迎えたロングセラーの「即席マルタイラーメン」など、ストレートの袋麺が主力です。販売開始が11月だったのに加え、袋に入った2束の麺が数字の11に見えることから「棒ラーメンの日」を制定しました。
マルタイ 大山晴加さん「以前から社内で11月11日は、棒ラーメンの日と言い続けてきたんですけど、2020年に設立60周年を記念して、正式に記念日協会に申請しまして認定されました。もっと棒ラーメンについても知ってもらうということが目的です」
◆共同キャンペーンも展開
記念日の11日は、SNS上で棒ラーメンのプレゼントキャンペーンを午後11時11分まで実施しています。さらに、人から人へつながるSNSの特性を生かし、同じ日を記念日とする企業や団体が共同で、一緒に盛り上げるキャンペーンも展開しています。

マルタイ 大山晴加さん「同じ11月11日に記念日を持つ、異業種の企業何社かで結成した11月11日記念日つなぎ委員会っていうのがありまして、目的は各社の記念日を広めてそれぞれ知ってもらうというのが目的です」
◆「立ち食いうどん・そばの日」
名物駅弁の「かしわめし」の販売に加え、うどんやそばの店を展開する東筑軒。
RKB黒木秀弥「お昼になりました。JR若松駅の東筑軒では、多くの人が立ち食いそばやうどんを味わっています」

客が立ったまま並んで食べている姿が数字の1に見えることから、11月11日を「東筑軒の立ち食いうどん・そばの日」として、今年申請し認定されました。さっと食べられる立ち食いの文化を残したいとしていて、店頭では記念の箸が配られました。

来店客「記念日は知らなかったです、納得です。箸じゃないんですね。うれしいですよ、大事に使おうと思いますけど、ファンなんで」「初めて知りました。これをマイ箸にしたいなと」














