三菱重工長崎造船所で建造されている海上自衛隊の護衛艦の命名・進水式が2日朝、行われました。

中谷元防衛大臣「本艦を“たつた”と命名する」

全長133メートル、基準排水量3,900トンの「たつた」は、防衛省が12隻の建造を予定しているもがみ型護衛艦の11番艦です。

2日朝に行われた命名・進水式には、防衛省や三菱重工の関係者ら約330人が出席しました。「たつた」は奈良県の竜田川にちなんで命名されました。

防衛省によりますと、もがみ型の護衛艦は船体が従来よりコンパクトで、警戒監視のほか対潜・対空・対機雷戦機能などを備えています。

長崎造船所ではもがみ型護衛艦の建造を10隻請け負っており、進水は「たつた」が9隻目です。「たつた」は今後、装備品の取り付けなどが行われ、来年度中に海上自衛隊に引き渡される予定です。