そんなイロワケイルカの親子を特別な思いで見つめるのは飼育員の寺沢真琴さん(36)は飼育員歴13年のベテランです。

寺沢真琴さん
「本当に念願というか夢のような経験かなと思っています」
寺沢さんは、仙台市出身で水産系の大学を卒業後、2012年に仙台うみの杜水族館の前身のマリンピア松島水族館に就職しました。
寺沢真琴さん
「幼稚園の頃から、イルカがすごく好きだったので、松島水族館に遠足で行ったり、家族で遊びに行ったりする機会がたくさんあって、そのあたりから、いつかはこういう仕事がやりたいなあと思っていました」
この日は赤ちゃんの泳ぎや授乳の回数などを交代でチェックしました。
寺沢さんにとってこの10年間はあっという間だったといいます。

寺沢真琴さん
「あわただしい毎日だったかなと思います。途中、新型コロナもありましたのでお客様が少なったり入れられなくなったりというところで苦しい時もあったんですけども、またこうやってたくさんのお客様に来ていただいて、とてもうれしいです」
